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飲酒(それも場末の居酒屋や屋台で「ちょっと一杯」・自宅でビールで晩酌)はサラリーマンの趣味の代表例として挙げられることが多いが、バブル景気の頃には盛り場に繰り出し集団で飲み散らすというイメージがあり、また平成不況の折には「自宅などで缶ビールを風呂上りに」というイメージに回帰するなど、時代により若干の変遷が見られる。
マージャンは学生運動が盛んな時代に学生であった世代(1960年代)が学生時代に明け暮れたマージャンをそのまま会社の先輩・後輩関係に持ち込んだが、団塊の世代(1970年代)からはやや趣味も多様化して必ずしもマージャンに興味を示さない層も出て、新人類世代(1980年代)ともなると上下関係や先輩・後輩関係に縛られないため職場マージャンにも顔を出さないなど、サラリーマンのマージャン文化も衰退傾向が見られる。2000年代に於いて、マージャンゲームで遊んだ事はあっても、雀荘に入ったことも無いサラリーマンは珍しくはない(一般に、高校・大学在学中にマージャンを覚えなかった者は成人後もマージャンはしない)。
ゴルフは大手企業が付き合いで保有するゴルフ会員権を利用する形でサラリーマンにも一定のゴルフ好きが存在したが、バブル景気の頃に企業が付き合いなどで取得した会員権も拡大、より広くゴルフに興じ、上司の付き合いで平や中間管理職のサラリーマンが接待ゴルフに駆り出されるなどのイメージも定着した。しかし平成不況の頃ともなると全国各地でゴルフ場が閉鎖、ゴルフ会員権の多くが無効化して、接待ゴルフというのもやや珍しい様式ともなっている。それでも学生時代にゴルフの打ち放しに通った者なども2000年代の中堅サラリーマンに見出せ、やや高級な趣味と位置付けてゴルフ好きを自認する者もいる。
なお団塊世代から多様化した趣味の傾向は新人類世代でさらに進行、団塊ジュニア世代ともなると社会的にも一般化したおたくがサラリーマンとして社会に出ているといった事情から「普段は目立たないサラリーマンが、家に帰るととんでもなく濃いオタク」などというイメージも2000年代より登場している。ポスト団塊ジュニアでは豊かな社会で若者文化を謳歌した世代として、ファッションや趣味などに一種のこだわりを持って当たり、その各々が細分化されているため、特にこれと定まったイメージが形成されている様子は見出しにくく、唯一おたく傾向だけが若手サラリーマンの一部属性として扱われている(『ぼく、オタリーマン。』など)。